悪性リンパ腫とわかるまで そして治療へ

顎下腺のできものに気づいてからの経過、治療について

不安定

1人になるとまだ悪性リンパ腫だと確定していないはずなのに、涙があふれてしまう。

 

何に対しての涙なのだろう?

 

病気に対する不安

死に対して

生検への不安

顔面神経に麻痺が残るかもって言われたから

長男に心配かけたくないから

次男の面倒は誰がみる?

みんなに迷惑かけてしまっている

治療に対する不安

髪がなくなっちゃうかもしれないから

副作用への不安

治らないかもしれないから

お金もかかる

今まで通りの生活ができなくなってしまうかもしれないから

 

きっとまだまだ思いもよらない何かがあるかもしれない

 

そんな不安な気持ちが時々やってきては、自然に涙があふれる。

気が済むとふぅーっと大きく息を吐いて日常に戻る。

 

今はなるべく1人になりたくない

子どもの前では泣きたくない

 

親の前でも泣きたくない

話はしたけど淡々と、必要最低限だけ

感情出したら泣いてしまうから

 

夫は、全ての病院に付き添ってくれている。

悪性リンパ腫疑いと聞いた帰りの車で泣いてくれた、私よりも先に。

 

私は泣いちゃいけないと思っていたから、なるべく涙はみせないように気を張って気丈なふりをしていた。

 

でも先に泣かれちゃったら、こっちも泣いてしまうよ。

 

夫の前では泣いてもいいのかな。