悪性リンパ腫とわかるまで そして治療へ

顎下腺のできものに気づいてからの経過、治療について

入院日

7月6日

 

6月29日に悪性リンパ腫疑いと言われ、明日の生検のために今日から入院。

 

午後エコーをして場所を確認。

すると、6月29日には3センチ弱だったものが、1.5センチほどにまで小さくなってる。

場所も以前よりも顎の骨の方に近づき、あった場所とは違っているので先生もなかなかみつけられなかった。耳鼻科の他の先生も一緒にエコーの確認をしてくださった。

 

悪いものでここまで小さくなることはあまり例がないとのこと。

ただ、細胞診で真っ黒(クラスⅤ)という診断なので我々としては生検をして白黒ハッキリとさせるのが義務だと思っていると話をしてくれた。

大きいほうが取りやすい、小さいと見失う可能性や顔面神経を傷つけてしまう可能性もあるというリスクが大きくなる。

 

今は耳鼻科の先生がみてくれているけど、その時に応じて血液内科の先生にも話を聞いてくださる。

今回の小さくなっている件についても聞いてくださっているようで、血液内科の先生もあまり例がないとのこと。

 

今回生検をするかどうか、リスクと白黒ハッキリさせることとどちらを選択するのかは、ご本人ご家族にお任せします、と言われてしまった。

 

夫は小さくなっていることやリスクを考えたらやりたくないと思ってくれていた。

 

今回の病気のことを相談にのってくれている人にも相談。

小さくなっていたしても、細胞診ででているからには性質が変わってるわけじゃないこと、生検はそのガンがどんな性質で増殖のスピードはどれくらいで、どんな治療法があてはまるのかを知るためにはとても大事な検査なのだと。

今回やめて、また大きくなったときに検査をした時には他のところに転移していて取り返しがつかないこともある。この小さいときに見つけられたのはラッキーかもしれない。

もし自分の家族がそのような状況にあったら私ならこれから先元気に生きてもらえるように、検査を受けさせると。

 

私は正直この状態ならリスクを考えたときにはやりたくない。

でも、そのまま経過観察していって次に大きくなったときには手遅れの可能性があるのだとしたら、今回生検を受けて白黒ハッキリさせたいと思ったし、白ならバンザイだけど、黒なら黒で敵を知り、消滅させる武器を持って戦わなくてはいけないと思ったので、検査を受けることにした。

 

先生はとても優しいので、心配はありますか?と尋ねてくださったので、リスクが心配だと話をしたら手順の説明をしてくれたので、安心まではいかないけれど、先生を信じて委ねるしかないと思えた。

 

まずは検査。