悪性リンパ腫とわかるまで そして治療へ

顎下腺のできものに気づいてからの経過、治療について

リツキシマブ

私の通う病院では、初めてR-CHOP療法を行う際、CHOP療法は外来で、Rはアレルギー反応の出る場合があるとのことで入院になる。

 

11月15日

入院。

今日は検査のみ。採血とレントゲンと心電図。

ここ数日ほとんど食べることができなかったのでカリウムの数値が少し低めにでたけど、点滴をする必要もなくこのまま大丈夫とのこと。

 

ただ、数日前からある喉の痛みに耐えられず、先生にお伝えすると、どうやら粘膜障害がでているようだとのこと。

抗がん剤によって、ただれてしまう人も中にはいるらしい。

私は扁桃腺の辺りも、飲み込むところも、口の中も唾液腺も食事に関するところが全て痛い。

しばらくすれば治ってくるらしいのだけど。

新しく口内炎もできてるし(涙)

うがい薬をだしてくれるとのこと。

 

午前中からの入院のため、お昼ご飯から出るらしいが、この口の状態、胃のムカムカと気持ち悪さが残っていたので、とても食べる気は起きなかったが食べられそうなものだけいただくことに。

やっぱり食べ始める時の唾液腺のキュイーンと痛む感覚がとてもつらかった。

が、病院の食事はおいしかった。

その後は明日に備えてのんびりすることに。

15階の病室だったので、景色がよく、夜景もキレイだった。

 

11月16日

10時頃、点滴のためのルート取り。

抗がん剤だからDrがルートを作ってくれる。

右腕に作ろうと思ったけど、うまく針が入らず断念。しばらく血が止まらず。

左腕に作ってもらうことに。

その方が右利きには都合がよかったんだけど。

 

ルートを作り終え、薬を待つ時間がとても緊張する。

しばらくして、看護師さんが心電図とパルスオキシメーターの機械を装着しにくる。その後2人の看護師さんで薬が間違いないか確認をし、いよいよはじまる。

どうかアレルギー反応、何も出ませんように。

 

11時30分

まずは、25ml/hから。

30分で血圧や体温を確認。

問題なし。そのままあと30分。

始めてから1時間後、特に体の調子に変化もみられないため入れるスピードを上げる。

お昼ご飯も出てきたため、食べる。

 

12時30分

100ml/hに。

体温36.6℃ 特にこれといった症状なし。

 

13時39分

250ml/hに。

体温37.0℃

この辺りから、時々ドクンドクンと心臓の鼓動を感じるようになる。

 

14時50分

体温37.0℃

鼓動は相変わらず感じることもあり、脈も早くなっているのがわかるようになる。

常に緊張しているかのようなドキドキを感じる。

 

15時00分

体温37.3℃

脈103回/m

横になって点滴されているだけなのに、体はとても疲れた感じがする。

 

15時50分

最後に生理食塩水を流して終了。

一時的には鼓動や頻脈おさまる。

体温37.0℃

特にアレルギー症状もなく、予定通り5時間ほどで終わった。

この間、喉の渇きもあったし、トイレに頻回にいく。

 

17時00分

寒気を感じ、しばらく布団に包まり横になる。

18時00分

37.5℃

夕飯

その後も微熱とだるさがあったため、氷枕をお借りし、一晩過ごす。

 

11月17日

5時00分

体温36.3℃

体も重く、気分も重く、立っているのがつらいので前屈み気味に歩く。

喉や唾液腺の痛みは、だいぶよくなり、食べる前のキュイーンっていう痛みがだいぶ和らいだ。うがい薬のおかげかな?

脈が早くて時々ドクンドクンという感覚はまだ感じる。

 

8時00分の朝食を食べ、回診でも特に病院にいなくてはならないほどの症状もないため、予定通り退院する。

 

初回のリツキシマブは無事に終了。

次回からはR-CHOPとして、通院で治療することになる。