悪性リンパ腫とわかるまで そして治療へ

顎下腺のできものに気づいてからの経過、治療について

R-CHOP 一回目を終えて

11月10日にCHOP(Pだけは飲み薬5日間処方)、11月15日にRをし、一回目が終了。

 

副作用でつらかったのは、シクロホスファミドの点滴中の頭のピリピリ感(先生にも聞いたけど鼻がツーンとする感じはよくあるみたいだけど、頭ピリピリは聞かないらしい)と、帰ってから数日続いた気持ち悪さ、吐き気によるえずきと喉の粘膜障害。

そのため、ご飯が食べられず、体重も減る、とにかく動きたくない。

 

16日頃からようやく気持ち悪さは抜け、17日頃からは喉の粘膜障害もよくなった。

18日までは脈の速さや鼓動を感じ、少し動いただけで疲れやすかった。

でもご飯も食べられるようになり、気持ちが軽くなる。

19日以降は、治療前みたいに身軽に動くこともできるように。

そして11月23日、治療開始から14日目、髪の毛がゴッソリ抜け始める。

21日あたりから、頭の所々髪を引っ張ると抜けやすく、ヘアアイロンかけてたら数本抜け、ついにきたかと。

ついでに言うと下の毛まで抜ける。

 

髪の毛は一昨日より昨日、昨日より今日の方が明らかに抜けやすい。

お風呂では、明らかに排水溝にたまる抜けた髪の毛の量が日に日に多くなってる。

髪の毛を洗うのが怖い。

 

不織布の帽子(食品工場とかで被っているもの)を一日中被るようになる。

食事の支度はもちろん、部屋に髪の毛が散らばるのが嫌なので。

 

血球の値がおそらく下がっているはずだけど、自覚症状なし。

感染には気をつけなければいけないのだけど、次男の風邪が長引く。

先月末から咳と鼻水が出てなかなか治らずで、咳も酷くなる一方。

白血球の値が下がった頃に移るだろうと覚悟していたが、今のところ、私は何も症状なし。

 

髪の毛抜けている以外は、治療前と変わらない生活。

 

2回目は1週間後。

せっかく調子がよくすごしているのに、また治療日がやってくる。

次回は吐き気止めを変更してもらうことに。

また気持ち悪くならないとよいのだけど…

リツキシマブ

私の通う病院では、初めてR-CHOP療法を行う際、CHOP療法は外来で、Rはアレルギー反応の出る場合があるとのことで入院になる。

 

11月15日

入院。

今日は検査のみ。採血とレントゲンと心電図。

ここ数日ほとんど食べることができなかったのでカリウムの数値が少し低めにでたけど、点滴をする必要もなくこのまま大丈夫とのこと。

 

ただ、数日前からある喉の痛みに耐えられず、先生にお伝えすると、どうやら粘膜障害がでているようだとのこと。

抗がん剤によって、ただれてしまう人も中にはいるらしい。

私は扁桃腺の辺りも、飲み込むところも、口の中も唾液腺も食事に関するところが全て痛い。

しばらくすれば治ってくるらしいのだけど。

新しく口内炎もできてるし(涙)

うがい薬をだしてくれるとのこと。

 

午前中からの入院のため、お昼ご飯から出るらしいが、この口の状態、胃のムカムカと気持ち悪さが残っていたので、とても食べる気は起きなかったが食べられそうなものだけいただくことに。

やっぱり食べ始める時の唾液腺のキュイーンと痛む感覚がとてもつらかった。

が、病院の食事はおいしかった。

その後は明日に備えてのんびりすることに。

15階の病室だったので、景色がよく、夜景もキレイだった。

 

11月16日

10時頃、点滴のためのルート取り。

抗がん剤だからDrがルートを作ってくれる。

右腕に作ろうと思ったけど、うまく針が入らず断念。しばらく血が止まらず。

左腕に作ってもらうことに。

その方が右利きには都合がよかったんだけど。

 

ルートを作り終え、薬を待つ時間がとても緊張する。

しばらくして、看護師さんが心電図とパルスオキシメーターの機械を装着しにくる。その後2人の看護師さんで薬が間違いないか確認をし、いよいよはじまる。

どうかアレルギー反応、何も出ませんように。

 

11時30分

まずは、25ml/hから。

30分で血圧や体温を確認。

問題なし。そのままあと30分。

始めてから1時間後、特に体の調子に変化もみられないため入れるスピードを上げる。

お昼ご飯も出てきたため、食べる。

 

12時30分

100ml/hに。

体温36.6℃ 特にこれといった症状なし。

 

13時39分

250ml/hに。

体温37.0℃

この辺りから、時々ドクンドクンと心臓の鼓動を感じるようになる。

 

14時50分

体温37.0℃

鼓動は相変わらず感じることもあり、脈も早くなっているのがわかるようになる。

常に緊張しているかのようなドキドキを感じる。

 

15時00分

体温37.3℃

脈103回/m

横になって点滴されているだけなのに、体はとても疲れた感じがする。

 

15時50分

最後に生理食塩水を流して終了。

一時的には鼓動や頻脈おさまる。

体温37.0℃

特にアレルギー症状もなく、予定通り5時間ほどで終わった。

この間、喉の渇きもあったし、トイレに頻回にいく。

 

17時00分

寒気を感じ、しばらく布団に包まり横になる。

18時00分

37.5℃

夕飯

その後も微熱とだるさがあったため、氷枕をお借りし、一晩過ごす。

 

11月17日

5時00分

体温36.3℃

体も重く、気分も重く、立っているのがつらいので前屈み気味に歩く。

喉や唾液腺の痛みは、だいぶよくなり、食べる前のキュイーンっていう痛みがだいぶ和らいだ。うがい薬のおかげかな?

脈が早くて時々ドクンドクンという感覚はまだ感じる。

 

8時00分の朝食を食べ、回診でも特に病院にいなくてはならないほどの症状もないため、予定通り退院する。

 

初回のリツキシマブは無事に終了。

次回からはR-CHOPとして、通院で治療することになる。

副作用到来(2)

11月13日

5時30分 気持ち悪くて目が覚める

午前中すぐれないので、お粥、スープのみ。

 

お腹は空くんだよな〜。

 

13時30分

義母がお好み焼きを焼いてくれたので、食べてみることに。

ソースをちょっと舐めてみたら、

唾液腺がキューンっと痛い、痛すぎる。

 

梅干しやレモンを食べた時に唾液の出る感じの耳の下のキューンの何倍も何十倍も痛い。

でも痛いのは食べ始めた唾液の出る時だけ。食べ始めてしまえば、多少痛みはあるにしても食べられる。

 

久しぶりに味のあるものを食べたからなのか?

 

他にも喉に違和感を感じ始める。

扁桃腺も痛い、飲み込むのも痛い。

息子が風邪をひいているのでうつったのか?

 

11月14日

8時30分 気持ち悪くて起きる

一度えずくと気持ち悪さはおさまる。

ものすごーく喉が痛い。

カロナールを追加で服薬してみる。

 

夫が買ってくれていた肉まんとあんまんを半分ずつ食べてみる。

食べ始めの唾液腺がとにかく痛い。

喉も痛いのでとにかく噛み砕いてから飲み込む。

カロナールはあまり効いていない。

調子に波があるので一日中、ゴロゴロさせてもらう。

その後の食事は飲み込むのがつらいので、お粥とスープばかり。

 

とにかくとにかく、気持ち悪いが酷かった。10日に家に帰ってから、気持ち悪くなかったのは12日の朝だけだった。

ファイトケミカルスープ(これもいつかアップします)に救われた日々。

 

一つ発見できたのは、苦い苦いプレドニゾロンの飲み方。

5日間、朝昼各10錠飲むことにかなりの苦痛を強いられました。普通の白湯では飲めない、かなりの拒否反応。

でも、途中から飲み方を変えてみました。

コーヒーで飲むなどの方法をネットで見つけたりしたけど、胃痛になり、胃の弱い私には向かなかった。

 

そこで色々考えた……

発見!!!

 

チョコミントアイスにくるんで、ゴックン。

上を向いて薬をくるんだアイスを喉の奥の方に入れて、ゴックンしちゃう。

ミントの冷たさとチョコのほろ苦さで薬の苦さがわからない。

 

これなら私は飲めました。

入院時に薬剤師さんにも恐る恐る確認したけど、いいと思いますと笑顔で答えてくださったのでダメではないと思います。

苦い薬を飲む時、チョコミントがお好きな方にはおすすめです。

 

15日からは、R-CHOPのR、リツキシマブを初回はアレルギー反応がある場合があるとのことで入院になります。

副作用到来

11月10日

初めてのCHOP療法を終え、家に着くまでなんともなかった。

大丈夫じゃん、このまま何も出ないでしょ、なんて考え

 

甘かった(涙)

 

家に着いたのはもう18時30分。

まずはシャワーを浴びてさっぱりしたかった。

さっぱりして、さて夕飯と思って動いてたら、フワーっと血の気が下がる、気持ち悪い。

 

すぐに横になるものの、気持ち悪い。とにかく気持ち悪い。二日酔いの酷い感じ。

点滴にも吐き気止めは入れてくれてたはず。

 

21時 吐き気止めを服薬。

23時 ようやく落ち着いてきたので、野菜スープ(ファイトケミカルスープ)を口にできた。

 

11月11日

夜中1時30分 気持ち悪すぎて、嘔吐。

 

それからはずーっとずーっと気持ち悪い。

 

朝までしばらく眠れたみたい。

日中は吐き気止めを欠かさず服薬。でも食欲がないので、お粥と野菜スープのみで一日過ごす。

 

11月12日

5時 目が覚める。顔だけ熱い。体温は36.3℃。

調子は悪くなく、幼稚園の子のお弁当を作り、朝ご飯の支度、部屋の掃除までできた。

久々に卵焼きも口にできた。

午後からは気持ち悪さが続き、えずくも何も出るものなくただ気持ち悪さだけ。

 

がんセンターにはホットラインという電話できる相談窓口があるので電話。吐き気がとにかく辛い。プレドニゾロンを朝昼の服用後、何時間くらいしたら吐いてもよいのかたずねる。(2時間くらいなら体に吸収されてるらしい)

 

その後も吐き気あり、えずく……

 

続く

初CHOP療法

全くブログに手がつかず、治療開始から日が経ってしまった。

たくさんの字を見てるとなんだか気持ち悪くなってしまって。

ぼちぼちのんびり思い出しながら書いていきます。

 

11月10日

今日から治療開始。

今日は外来でのCHOP療法。

まずは血液検査。結果が出てからの診察。

そしてはじめての化学療法室へ。

 

受付をして、オリエンテーションとして動画で説明とその後看護師さんからもさらに説明。

 

いよいよか?と思ったけど、お昼からとこのとで、一旦昼食。コンビニでおにぎり買って。

その時に今朝服用することになっていた薬を飲んでくるように指示を受ける。(以下時々文の最初に出てくるアルファベットはCHOPの薬を指してます、誤字ではないです笑)

P:プレドニゾロンステロイド薬)10錠

ラベプラゾール(胃薬)1錠

ダイフェン(肺炎予防)1錠

マグミット(便秘予防)1錠

プレドニゾロンがとにかく苦い。でも無理矢理飲むしかない。

 

昼食後戻っていよいよ開始。

看護師さんが、2人で薬の確認。1人はカルテ、1人は点滴台にぶら下がってる薬を見て、何かの歌でも聞いてるようなテンポの良さで。

 

確認後はルートを取り、次々と薬剤が入ってく。

O:ビンクリスチン(オンコビン

ラニセトロン(吐き気止め)

H:ドキソルビシン(赤いやつ)

C:シクロホスファミド

最後に生理食塩水で点滴管内の抗がん剤を流す。

 

一番辛かったのは、シクロホスファミド。

看護師さんからは鼻がツーんとしますよって言われたけど、私は頭の表面がピリピリ違和感を感じてました。しかも一番長い薬だし。

 

全部で1時間半程で終了。

 

終わって夫に車に乗せてもらい家に帰るまではなんともなかったのだけど……

 

続く

 

いよいよ

11月10日

今日から治療がはじまる

濾胞性リンパ腫グレード 3bは中悪性度とみなし、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫と同じ治療のR-CHOP療法をしていく。

今日は外来でCHOP、予定では15日から2泊3日でRを。

特に問題がなければ2回目以降は外来でR-CHOPをおこなっていく。

 

10月からTwitterも始めてみた。

同じように闘病されている方と繋がりたいのと情報がほしかったから。

とても優しい方達が多く、元気づけてくれる言葉をかけてくださる方もいて心強い。

 

今日は早めに着きすぎてしまったし、夫は仕事でいないしまだ治療開始まで時間はたっぷり。

とてもドキドキで何度もトイレに行ってる(笑)

 

どんな副作用がでるのか、家事は?育児は?日常生活は?体はどうなっちゃうの?

とにかく不安だらけ。

でも、治すために抗がん剤やるんだもん。

子供の成長をまだまだみたいし、孫も抱っこしたい。

 

心許せる友達にだけ病気の話をしているのだけど、その友達が昨日、お守りと冷えるからってジェラピケのもこもこ靴下を持ってきてくれた。なんとありがたい。

家族だけじゃなく、友達も応援してくれている。

 

長生きするためには、今やっておかないと。

やっておいてよかったと思える日がくると信じて…

ウィッグ到着 髪もカット

注文していたウィッグが来た〜🎶

 

注文後、しばらくしてからこんな感じになりましたっていう画像付きメールがきた。

注文した感じよりも少し長めで、襟足もバラつき感がなくて切り揃っている感じだったので、こんな感じにしてほしいと再度画像を送ったものの、一度着用してみてほしいとのこと。その上でこの辺をこうしてほしいなどの要望があれば1週間以内なら無料調整可能(送料は客持ち)とのこと。

そんなわけで、そのまま送ってもらいました。

 

23日に到着したので早速装着。

画像で見るより襟足もいい感じにバラけるし、ほとんどお願いした形に近い感じなので、直さなくてもいいかな。

 

そして今日(10月26日)は、髪を切りました。

8月にも切ったけど、のびてしまってショートじゃなくてすっかりボブになってしまって。

今回は前回以上に短く切ったので、抜けるまでこのままいけそうな。

寒くなってきたから首がスースーするなぁ。